2025.03.03
業界ニュース
車両の4つのホイールハブベアリングのうち、いずれかが故障すると、走行中に車内で持続的な「ブーン」という異音が発生します。
この音は発生源が特定しにくく、車内全体に広がって聞こえるのが特徴です。また、車速が上がるほど音も大きくなります。
以下の方法で確認することができます:
方法1:車外音の確認
窓を開け、車外からの音を確認します。異音の変化や発生位置を把握しやすくなります。
方法2:ニュートラル走行による判別
車速を上げた状態(異音が明確に聞こえる状態)で、ギアをニュートラルに入れて惰性走行を行います。
この際、異音が変化しない場合はエンジンではなく、ホイールハブベアリングに原因がある可能性が高いと考えられます。
方法3:ホイール温度の確認
一時停止後に車両から降り、各ホイールハブの温度を手で確認します。
通常、ブレーキの影響により前輪の方がやや高温になりますが、異常がある場合は左右または特定の車輪のみ温度が高くなることがあります。
温度差が大きくない場合は、低速で整備工場まで移動することを推奨します。
方法4:リフトまたはジャッキでの確認
リフトを使用して車両を持ち上げます(事前にサイドブレーキを解除し、ギアをニュートラルに設定)。
リフトがない場合はジャッキで各車輪を個別に持ち上げ、手で回転させてください。
異常のあるベアリングは、他の正常な車輪とは異なる音や抵抗感があり、この方法で問題箇所を特定できます。
故障時の対処
ホイールハブベアリングにひび割れ、ピッティング(点食)、摩耗などの重大な損傷が確認された場合は、速やかに交換が必要です。
新しいベアリングを取り付ける前に、適切にグリースを塗布し、正しい手順で組み付けを行ってください。
交換後は、ベアリングが異音や振動なくスムーズに回転することを必ず確認してください。